「ダイエットしたい」「体重を落としたい」と思うとき、多くの方が本当に望んでいるのは、数字ではなく “見た目の変化” です。
・お腹まわりをスッキリさせたい
・二の腕や太ももを引き締めたい
・鏡に映るシルエットをきれいにしたい
ところが、実際には「体重は減ったのに見た目があまり変わらない」「むしろ疲れて老けた気がする」という状態になってしまう方も少なくありません。
その原因はシンプルで、
体重だけを落としていて、肝心の「体脂肪」をきちんと落とせていないからです。
理想の体型づくりには、体重ではなく「体脂肪率」に目を向けることが大切です。
ここでは、宇治で整骨院併設パーソナルジムを運営する立場から、体脂肪率の基本と、健康的に体脂肪を減らす方法についてお伝えします。
体脂肪ってそもそも何?
体脂肪とは、体の脂肪細胞に蓄えられた脂肪のことです。
大きく分けると
・皮下脂肪(皮膚のすぐ下につく脂肪:お腹・お尻・太ももなど)
・内臓脂肪(お腹の奥、腸のまわりなどにつく脂肪)
の2種類があります。
皮下脂肪は特に女性に多く、冷えやむくみ、たるみの原因にもなります。
一度つくとなかなか落ちにくい反面、見た目に大きく影響する部分です。
内臓脂肪は男性に多いタイプの脂肪で、増えすぎると糖尿病・高血圧・脂質異常症など生活習慣病のリスクが高くなります。
こちらは比較的つきやすく、落ちやすい脂肪でもあります。
体脂肪はゼロにすればいいわけではありません。
極端に少なすぎるとホルモンバランスが崩れ、女性では月経不順や骨密度低下の原因になります。
大事なのは「適正な範囲に保つ」ことです。
体脂肪率とBMIの違い
体脂肪率とは、体重のうち「脂肪」がどれくらいの割合を占めているかを示した数字です。
体脂肪率(%)= 体脂肪量(kg) ÷ 体重(kg) × 100
体組成計で体脂肪量を測れば、自分の体脂肪率を知ることができます。
一方、BMI(Body Mass Index)は
BMI=体重(kg) ÷ 身長(m)の2乗
で計算される「体重と身長からみた肥満度の指標」です。
日本では BMI22 が“もっとも病気のリスクが低い” 目安とされています。
BMIの区分は概ね以下のようになります。
・18.5未満 … 低体重
・18.5〜25未満 … 普通体重
・25〜30未満 … 肥満(レベル1)
・30〜35未満 … 肥満(レベル2)
・35〜40未満 … 肥満(レベル3)
・40以上 … 肥満(レベル4)
ただし、BMIは「体脂肪」と「筋肉」を区別できません。
筋肉質で体重が重い人でも“肥満”と判定されることもあれば、見た目は細いのに体脂肪率が高い「隠れ肥満」の人もいます。
だからこそ、体重やBMIだけでなく「体脂肪率」も一緒に見ていくことが大切です。
体脂肪率のおおまかな目安
一般的な目安としては、次のように考えておくと分かりやすいです。
【男性】
・15%未満 … 痩せ気味
・15〜25%未満 … 標準
・25%以上 … 肥満
【女性】
・20%未満 … 痩せ気味
・20〜30%未満 … 標準
・30%以上 … 肥満
女性は妊娠・出産に備えて皮下脂肪をためやすい身体のしくみになっているため、男性よりも「標準」の幅が高めに設定されています。
ここを知らないまま
「体脂肪20%以下じゃなきゃダメ」と無理に絞ろうとして、
生理が止まったり体調を崩してしまうケースもあります。
健康を守りながら体型を整えるには、
“自分にとって無理のない適正ゾーン” を見つけることが重要です。
体重は減っているのに体脂肪率が下がらないのはなぜ?
「体重は落ちてきたのに、体脂肪率がなかなか下がらない」
そんなお悩みもよく聞きます。
主な理由は次の2つです。
1)体組成計の数値がぶれやすい
体脂肪率の測定は、体内の水分量に大きく影響されます。
・朝と夜
・食前と食後
・運動直後
など、タイミングがバラバラだと数%は平気で上下します。
→ できるだけ「毎日同じ時間帯・同じ条件」で測るようにしましょう。
2)体重ばかり落ちて、筋肉が減っている
極端な食事制限だけで体重を落とすと、脂肪だけでなく筋肉も減ってしまいます。
筋肉が減ると基礎代謝が下がり、少ない食事でも太りやすく・痩せにくい体に。
「体重は落ちたのに、体脂肪率が高いまま」という状態は、
いわゆる“やつれたダイエット・リバウンドしやすいダイエット”です。
どうすれば体脂肪率は下がるのか?
体脂肪率を下げるために必要なのは、
・余分な脂肪を減らす
・筋肉を落とさず(できれば増やしながら)体重をコントロールする
この2つです。
そのための基本は
・「食事のコントロール」
・「有酸素運動」
・「筋力トレーニング」
の組み合わせになります。
脂肪燃焼を助ける有酸素運動
脂肪をエネルギーとして使うには“酸素”が必要です。
呼吸を止めずに続けられる程度の運動(有酸素運動)は、体脂肪燃焼に効果的です。
例)
・ウォーキング
・ジョギング
・エアロバイク
・水泳 など
目安としては、
軽く汗ばむ強度で20分以上続けると脂肪燃焼が本格的に高まってきます。
運動が苦手な方や関節に不安がある方は、
いきなり走るよりも「姿勢を意識したウォーキング」からスタートするのがおすすめです。
“痩せやすい体”をつくる筋力トレーニング
体脂肪を落とし、リバウンドしにくい体を作るうえで欠かせないのが筋トレです。
・筋肉はエネルギーを消費する “エンジン”
・筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、同じ生活でも消費カロリーが増える
・体のラインが引き締まり、見た目が大きく変わる
特に、
・太もも
・お尻
・背中
といった「大きな筋肉(大筋群)」を優先して鍛えることで、効率よく体脂肪を減らすことができます。
代表的な種目としては
・スクワット(下半身・お尻)
・ヒップリフトやヒップスラスト(お尻)
・ローイング系・懸垂系(背中)
・プッシュアップ(腕立て伏せ:胸・腕・体幹)
などがあります。
ただし、自己流でフォームが崩れると、
膝や腰を痛めてしまったり、鍛えたい部位に効かないことも多いです。
整骨院併設のジムでは、姿勢や関節の動きを確認しながら、
「痛みを出さずに効かせるフォーム」をお伝えするようにしています。
食事は“極端に減らす”より“バランスと習慣”
体脂肪を減らすうえで食事はとても重要ですが、
やみくもに「食べない」ダイエットはNGです。
・筋肉を保つためのたんぱく質
・代謝を支えるビタミン・ミネラル・食物繊維
これらが不足すると、痩せるどころか体調を崩し、かえって太りやすくなります。
まずは次のような“小さな見直し”から始めてみましょう。
・ご飯・パンなどの炭水化物を「いつもより1〜2口分だけ減らす」
・揚げ物やスイーツの「毎日」を「週に1〜2回」にする
・毎食、たんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品)をしっかり入れる
・野菜→たんぱく質→ご飯の順に食べる
1日あたりの差は小さくても、数ヶ月続けると大きな変化につながります。
大事なのは「続けられる工夫」です。
ダイエットの目標は“体重”ではなく“体脂肪率”
ダイエットのゴールを「○kg減」とだけ決めてしまうと、
数字を優先するあまり筋肉まで落としてしまいがちです。
体重はあくまで目安。
本当に見るべきは
・体脂肪率
・ウエストやお腹まわりのサイズ
・見た目の変化(姿勢・ライン・洋服のフィット感)
です。
体脂肪率を意識しながら、
・姿勢を整える
・日常の体の使い方を変える
・無理のない食事と運動を続ける
この3つが揃うことで、
「健康」と「見た目の美しさ」を両立したダイエットが実現します。
宇治エリアで「体脂肪率からちゃんと見直したい」「数字だけでなく見た目を変えたい」という方は、自己流で悩む前に一度、体のプロに相談してもらえると遠回りせずに済むはずです。
体脂肪をしっかり落としたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
宇治で“健康的に体脂肪を落としたい”方へ
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「脂肪は落ちるけれど、筋肉は落とさない」安全な方法をご提案します。
体脂肪が落ちにくい30〜50代の方でも、着実に変われます。
正しいやり方を知れば、体脂肪は必ず落ちます。まずは一歩踏み出してください。


